偏光レンズにレンズ交換

貴方がお使いのサングラス、フレームをお送りください。
偏光レンズに交換いたします。

レンズ価格のみで、交換料金無料。

偏光レンズに向かないフレーム

偏光レンズは、偏光膜という薄い膜をレンズとレンズの間に張り合わせてあります。
下のフレームのようにレンズに穴を開けていたり、溝のほってある物は合わせ目が剥がれてきてしまうため向きません。極端に安価な物などは、レンズ交換時にフレームが破損する可能性もあり避けたほうが良いでしょう。
縁無しフレーム(ツーポイントフレーム)
レンズに穴を開けてネジで止めてあるフレーム
ナイロールフレーム
レンズの下、又は上の一部分を釣り糸等でつってあるフレーム。

フレームのカーブがきつい物は、レンズ交換時にフレームカーブをいじる為、掛け具合や全体のカーブが変わってきてしまう場合もあります。特に度付きレンズの場合カーブのきついフレームは、レンズ交換できない場合もあります。予めご了承ください。
カーブのきついフレーム用に8カーブレンズというレンズもあります(度数無しのみ)。

度数無しレンズの場合、在庫レンズに限り即日加工が出来ます。
ご来店いただき、1時間ほどでお渡しできます。
詳しくはレンズ在庫表をご覧下さい。



持ち込みフレームでの偏光レンズ交換に付いて

偏光レンズ(特にプラスチックレンズ)に歪みが生じたり、レンズが外れたりするのは眼鏡店(職人)の腕に掛かっていると思っている人が多いようです。
そのために当店にレンズ交換を依頼してくる人も多く、それはそれでありがたいことなのですが、どんなに腕の良い職人でも限界はあります。

偏光レンズの加工を成功させるために必要なことは
1、フレーム構造
2、職人による技術(加工機の精度)
3、レンズの品質
以上の要素が複合的に絡んできます。

プラスチックレンズのどうしてもフレームとレンズの接点に多少の歪みが生じてしまいます。
この歪みに対してもクレームつける方がいますが、視界には入ってこない周辺部分の歪みはレンズ性能的にも問題ありません。

問題のある歪みとは、偏光膜の歪みが目の中心部分まできている物。これでは偏光レンズとして機能しません。
それと、偏光膜だけではなくレンズ自体が歪んでしまっている状態。偏光が機能しないだけではなく視界が歪んでしまうため、眼精疲労や頭痛の原因になったりします。

実際には、レンズカーブは変えられませんので、フレームカーブをレンズカーブに合わせて調整していくわけです。上手く調整できるかは職人の腕もありますが、フレームの設計や品質によって大きく変わってきます。見た感じで調整しやすいか判断できる場合もありますが、実際に加工してみないと分からない場合もあります。

今付いてするレンズが8カーブレンズだったとしても、カーブフレームのスポーティー感を出すために、無理やり8カーブレンズをセットしている場合もあります。
そんな場合は、同じように8カーブレンズを使用しても上手くマッチせず、6カーブにしてもダメということもあります。

どんな場合でも、レンズ性能を最大限に生かせるように努力していますが、全てにおいて完璧に加工できるとは限りません。職人の腕だけでなんとかなるものではないのです。
だからこそ、偏光レンズの機能を発揮しやすいフレームをα-sightとしてラインナップしているわけです。

偏光レンズに適していないフレームを持ち込みクレームをつける人や、なるべく安く上げるために安いフレームを買ってきて(値段が高ければ良いというわけではありませんが)依頼する人が多くなりました。

レンズ交換は受け付けないようにしてしまえば良いことなのですが、気に入ったフレームを偏光サングラスにしたい。今使っているサングラスの掛け心地が良いのでそのまま使いたいなど、レンズ交換を依頼する方の気持ちもよく分かります。
しだがって、今まで通りレンズ交換の依頼は受け付けますが、物によってはこちらが適切で無いと判断した場合はレンズ交換をお断りさせていただく場合もあります。またレンズ交換時に生じた歪みに付いてのクレームは一切受けられません。(こちらの基準で歪みに問題があるか判断させていただきます)

まことに勝手ながら、ご理解ご協力をお願い致します。


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