α-sight  スペシャル偏光レンズ

 フィールドテスト 

河口湖・琵琶湖・霞ヶ浦・野尻湖・桧原湖・芦ノ湖・津久井湖等のメジャーレイクから小さな野池、管理釣り場まで、全国のフィールドで、「α-sightフィールドスタッフ」や友人のJBプロ&釣り仲間達によってフィールドテストを繰り返しました。
また、見やすさだけではなく、レンズの耐久性テストなどもおこない機能向上に努めています。

・偏光レンズの耐久テスト

メモを取りながら、様々な状況での見え具合を記録していきます。

α-sight スペシャルレンズのピックアップ

まず一番最初におこなったのが、コダック・乾レンズ・加藤八等、一流レンズメーカー各社の偏光レンズを集めフィールドで見比べました。
超クリア・クリア・ステェイン・マッディー等水質の違い、砂地・溶岩帯・泥底・赤土・ウィードエリア等のボトムマテリアルの違い、天候による明るさの違い等の様々な状況に対応できるカラーをピックアップしていきました。
余談になりますが、偏光サングラスとして流通している多くのレンズは、誰がどんな状況でも見やすいようオールマイティーなカラーが多くなっています。これはより見やすい状況を考えるのではなく、見にくい状況を作らないようにしているように感じます。
私達がおこなったのは、レンズカラーの特性を理解し状況にあわせて一番見やすいカラーを選択すること。そうして選ばれたのが“α-sightスペシャル偏光レンズ”です。

オリジナルカラーの誕生

“α-sightスペシャル偏光レンズ”として選ばれたレンズでほぼ全ての状況をカバー出来たのですが、更に見やすいレンズを求め新しいレンズの開発が始まりました。

ベースとなる何種類かの偏光膜にカラーレンズを組み合わせていき、見え方を確認。カラーレンズのサンプルだけで100色以上(この100色もあらかじめ見やすい色を選んでおいたものです)をエリアを変えながらテストしていきました。テスト→試作レンズ→テストを何度も繰り返しやっと出来上がったのが「シューティングレッド」です。
このレンズが出来る前に「ライム」というレンズがあり、そのレンズがクリアーウォーターでより深い水深まで見ようとした場合、かなり見やすいレンズでした。テスト段階で、このレンズを凌ぐことが出来ずに挫折しかかっていました。コンセプトを変え瞬間的な視認性を高めることと、波立った水面で乱反射がカットされにくい状況でも水中の僅かな色の違いを見やすいレンズとして誕生したのです。
実際どんなカラーを組み合わせて作ったかは企業秘密ですが、ただの赤系レンズとは全然違います。既存の赤系レンズよりも水中のコントラストを高める効果が高く、水中のストラクチャー、シェード、魚の輪郭がハッキリします。掛けた瞬間は若干の違和感があるかもしれませんが、慣れてしまえば長時間の使用でも問題ありません。

なによりも水中の視界が変わります!

シューティングレッドは「乾レンズ」さんの協力により制作されたメガネの坂本オリジナルレンズです。お求め出来るのは、メガネの坂本及び「α-sight」特約店のみとなります。

見え方のイメージ

白が浮き上がって見え、白黒のコントラストが高まります。


沢山のサンプルレンズを前に悪戦苦闘中の阿部進吾プロ。

 

管理釣り場でのトラウト

クリアーウォーターでの魚の見え方や、ラインにでる僅かなアタリを捉えたり、沖合いの表層をスクールする魚を僅かな水の動きで発見したり・・・
様々な状況で見やすいレンズを探しました。

 

管理釣り場でのへら鮒

櫓囲和会のメンバーに協力してもらいました。
逆光・順光・波立ちの状態など様々な状況下で。レンズカラーによってウキの見え方の違い確認。