α-sight 偏光レンズ

見やすいこと・掛けやすいこと・疲れないこと

目指したのは単純だけど難しいこと・・・

・水中を見るという特殊な状況を科学する

究極の偏光レンズ

カラーコントラスト効果

人間が目に見える光は、波長になって瞳にとどき、その波長の違いを色として認識しています。目に見える光は、波長が400nm760nmの間で、これを可視光線といいます。それよりも波長の短い光が紫外線で、長い光が赤外線となります。紫外線は目に入ることによって白内障などの眼病の原因となりますので、α-sight偏光レンズでは、有害な紫外線をカットするとともに、光の波長をコントロールして目的や状況に合わせた快適な視界を演出します。
シューティングレッドの波長曲線を見ると、短波長と呼ばれるブルーライト光線(400nm500nm)をカットしていることがわかります。これにより、瞳に入る波長の幅が狭まりコントラストがハッキリするのです。また、700nm前後の赤い光を取り込んでいますので、赤色が強調され、ウキやインジケーターなどの目印が見やすくなります。

通常人間が物を見ようとしたとき、眼と対象物の間にはなにもない場合が殆どです。あったとしても透明なガラスなどで視界に与える影響は少ないと言えます。
しかし、水中では水面という鏡のような役割をするものが視界の邪魔をします。更に水の中に含まれる不純物が見づらさに拍車をかけ、魚が動いたり物陰に隠れたりという行動が追討ちをかけます。
従来の偏光レンズは、水面の鏡を取り除く作業がメインとなり、水中の視界を鮮明にする作業が完全ではありませんでした。

α-sightで取り組んだのが、カラーコントラスと効果によりいかに対象物をハッキリ見せることです。そのために必要なカラーは、対象物の色、対象物の背景の色、水の色、光量、光の角度‥‥使用状況によって様々でした。様々な使用状況を長時間に及ぶフィールドテストで分析、赤系レンズ(シューティングレッド)・黄緑系レンズ(ライム)を作り出しました。

更に、カラーコントラスト効果+αを加えたのが「3D52(ブラウン系レンズ)」「イエローグリーン」。
ガラスに酸化ネオジウムなどの素材を含有させることにより、カラーコントラスト効果だけでは作り出せない、自然な色彩なのにコントラストがハッキリ出るレンズとなりました。

この4種のレンズにより千変万化するフィールド状況に対応できるレンズバリエーションが誕生しました。

 

α-sightが誇るレンズテクノロジー

特殊構造ガラスレンズシリーズ

カメラのフィルターレンズ技術を応用し、紫外線・乱反射によるぎらつきをカットし視界を鮮明に映し出す画期的な最高級光学ガラスフィルターレンズです。

偏光膜と組み合わせるフロントレンズに、U.S.Aパテントを所有している酸化ネオジウムなどの素材を含有させた特殊レンズを組み合わせています。それにより、自然な色彩なのにコントラストがハッキリ出るレンズとなりました。
硬質なガラスレンズであるため、フレームにいれても歪みがおきにくいので、長時間つけても目に負担をかけません。眼精疲労や頭痛の原因を軽減します。1点を長い時間集中してみるような釣り、反対に絶えず視線を動かしポイントや魚を探すような釣りにも安心して使用できます。
6カーブレンズの他に、8カーブディセンターレンズをラインナップ。ハイカーブのフレームに合うようレンズの光学中心をずらしているので、長時間の使用でも眼精疲労が起こりにくい。
太陽光の熱が、目に届きにくく目にやさしいです。目が乾きにくいのでコンタクトレンズ使用者やドライアイの方にお勧めします。
ガラスレンズだから、寿命も長く傷がつきにくいです。さらにケミカル強化(約400度の熱をかけ、表面をカリウムとイオン反応させる強化方法)で、強度がアップしましたから、日常のお手入れも楽です。
レンズ自身に色がついており、ガラスならではの色の深みと透明感を演出しています。さらに機能性を高めるため、凹面にARコート(反射防止コート)をほどこしました。

3D52

あらゆるフィールドで究極の視界を作り出すレンズ

イエロー・グリーン・ブラウンをバランスよく組み合わせた、不思議な色彩のレンズ

信号機の色が見分けやすいように、赤・青・黄といった色を強調するレンズをベースにブラウンの偏光膜と組み合わせることにより青色透過光を抑え、更に水中のコントラストを高めることに成功。
究極のドライビンググラスから究極のフィシングレンズへ進化を遂げた。

偏光度95%以上、可視光線透過率20%
ガラスレンズ・ARコート(裏面反射防止コート)

イエローグリーン

ナチュラル&コントラスト

グリーンとイエローの自然な色感と明るい視界を融合

通常のガラス又は、プラスチックレンズの様に色を濃くする事で眩しさを防ぐのではなく、光の3原色(赤・緑・青)を目に本当に必要な色を充分に透過し、他の色と視感光量を適度に遮断することができるので、フィッシングシーンだけではなく、ドライブ・アウトドアなどさまざまなシーンをサポートいたします。
刻々と変わる天候や、光量の中でも視認性が上がり、視たいものをハッキリ見せることが出来ます。

偏光度95%以上、可視光線透過率20%
ガラスレンズ・ARコート(裏面反射防止コート)


CR39プラスチックレンズ

光学性能に優れた、眼鏡用プラスチックレンズとして最もベーシックな素材。
ガラスよりも軽量で、スポーツ用のサングラスに多く採用されているポリカーボネイト素材よりもキズが付きにくく歪みも少ないレンズです。

シューティングレッド

究極のカラーコントラスト性能

モーグルやサイクリングの選手がよく使用する赤系レンズは、瞬間的なコントラストがあがり、動きの中の視認性が高まると言われています。この場合、明るい赤を用いて視界を暗くすることのないレンズカラーにすることが多いのですが、フィシングでの使用では偏光レンズとしてそのカラー効果をださなくてはなりません。ブラウンの偏光膜と赤・黄色といったカラーを組み合わせることにより、それぞれのカラー効果が作用して「究極のカラーコントラスト性能」を持つレンズカラー「シューティングレッド」が出来上がりました。
実際の効果としては、赤系レンズによる瞬間的な動きの中での視認性はそのままで、白黒のコントラストがハッキリ出ますので、ストラクチャーや魚が作り出す影が見やすくなり、水中のほんの僅かな変化を見つけやすくなります。
常にアドバンテージを求めるトーナメントのシーンでも、「動き」の中からいち早く魚やストラクチャーを見つけることができ、水中深くに僅か見えるストラクチャーや魚の影を発見できます。

偏光度99%以上、可視光線透過率25%
CR39プラスチックレンズ・マルチコート(両面反射防止コート)

ライム

明るさと見やすさの両立


ローライト用のレンズカラーとして知られているのが黄色いレンズですが、黄色の場合瞳孔を開かせる働きがあり、光をより多く取り込むことによって明るく見せています。しかし急に晴れ間が広がってきたりすると、眩しく感じてしまいますし(暗い映画館から外に出た時と同じような感覚です)、明るい状況で長時間使用していると疲れやすいレンズといえました。

もっと自然に見え、疲れにくく明るいレンズを求めた時に辿りついたのが「ライム」です。明るく感じるイエロー系をベースに、自然な色感で目に優しい色合いのグリーンを配合。
グリーン系レンズの持つクリアウォーターとの相性も抜群で、より深い水深を見たいときには一番のレンズです。
晴天時に使用しても疲れにくく、悪天候時でも明るい視界を確保できる究極のイエローレンズとなりました。



偏光度
98%以上、可視光線透過率36%
CR39プラスチックレンズ

ダークグレー

超晴天用レンズ

人間の目に見える可視光線をバランスよく抑え、自然な色感のまま眩しさを抑えます。

真夏の晴天時や真冬の逆光時など強烈な眩しさを和らげ、対象物を集中して見つづけられるような超晴天用のレンズです。

偏光度99%以上、可視光線透過率12%
CR39プラスチックレンズ・マルチコート(両面反射防止コート)

 

ライトブラウン

ナチュラルな視界

レンズカラーによる色調変化が苦手という人に、淡いブラウンカラーのレンズは、ライムよりもコントラスト性能は劣りますが、その分自然な色感の最も明るい視界を得られます。

釣りだけじゃなく、タウンユースや様々なアウトドアスポーツにもお勧めです。

偏光度95%以上、可視光線透過率38%
CR39プラスチックレンズ・マルチコート(両面反射防止コート)