SEA MASTER

オメガ・シーマスター

オメガの中でもっとも歴史をもつシリーズ

1948年に誕生! 水を制する時計

オメガが初めて本格的な防水時計を発表したのは1932年。「マリーン」と名づけられたその時計は二重ケースになっていて135mという防水性能をもっていたとされている。
その後にイギリス政府より、イギリス空軍用として防水性のスチール時計の注文を受けている。この注文に応えるために開発されたのが、1948年に発表される「シーマスター」である。リューズの部分、ケースの裏側、風防ガラスの接着部分に特殊なパッキンを装着して、密閉度を高める事に成功、シーマスターシリーズのスタートとなる。

精度、堅牢性、耐久性からシーマスターは、1932年以来、海の征服者たちの最も輝かしい瞬間の数々を刻みつづけてきました。

1930年代:ニューヨーク動物学会のウイリアム・ビーブ博士は、潜水探査を実施、博士自身も潜水用器具を装着して海に潜った。その際、彼のマリーンは深度135mの水圧に耐える。

1955年:シーマスター300誕生、ねじ込み式の裏ブタ、回転ベゼルを装備するそのスタイルは、耐水圧200mの本当の意味でのダイバーズ・ウオッチだった。そのスタイルは、現代のダイバーズのルーツだと言える。

1981年:フランス人ダイバー、ジャック・マイヨールは、シーマスター120mを腕に深度101mの潜水記録を達成。その後、彼のアドバイスによってシーマスターは新たの進化を遂げる。


最後に、シーマスターの進化に多大な影響をあたえた、偉大なダイバー、ジャック・マイヨール氏が永眠されました(2001年12月頃だと思います。ニュースでみたので詳しい日にちは解かりません)。
いちファンとしてご冥福をお祈りいたします。